家賃収入が見込めそうな物件を探して購入し、大家さんになって毎月家賃収入を得ることができれば、サラリーマンの副収入としては大きなものになります。持ち家をすでに持っている人なら、家賃収入が生活のための収入源となり、会社勤めをしなくても食べていけるかもしれません。この場合、不動産業を行う自営業者ということになるでしょう。ただ、何部屋もあるアパートやマンションを手に入れて、部屋のすべてに入居者を集めるのは簡単なことではなくなってきています。新しい物件なら入居者は比較的多く集まり、満室ということも珍しくありませんが、これはせっかくならきれいなところに住みたいという借りる側の心理があるからです。そのため、最初から中古物件を買ってしまうと結局は入居者が見つからず、購入のための資金をなかなか回収できなくなって、不動産投資は事実上失敗ということになります。賃貸物件を手に入れる時は、確実に入居者で埋まる見込みのある物件を選ばないと、成功はおぼつかないと言えそうです。