20代から30代前半で独身という若い人たちの間で、早くから始めておくといいという考えから広まっているのが不動産投資です。とはいえ分譲マンションなどを住宅ローンを組んで購入し、家賃収入とローン返済との差額でリターンを得ようとする方法ではなく、毎月1万円からの積み立て感覚での不動産投資が選ばれています。独身なら堅実に貯金する一方で、月に1万円をリスク資産に回すことは難しいことではないでしょう。複数の不動産に分散投資をするREITの登場で、少額からの不動産投資が可能になりました。それでも、まだまだ月に1万円での投資は不可能だったところへ、時代は動き、さらに新しいやり方を導入する会社が登場します。それがクラウドファンディングと呼ばれる、インターネットを通じてたくさんの人から出資を募る方法です。若い世代はこうしたシステムに対する順応性が高いことから、若い個人投資家からの投資額は右肩上がりです。毎月1万円を若いうちから始めることで、新しいシステムで動く不動産投資が秘める可能性は限りなく大きいと言えそうです。