不動産投資をする際に、最初に見極めるべきなのは物件の立地条件です。ポイントはいかに安定した資産かということに尽きますから、やはり日本で考えるなら東京23区は固いでしょう。価値が常に安定しており、たとえ中古物件でも一定額より下がるケースはあまりありません。短期で売買するのではなく、貸して収入を得ることを考えれば長期投資に見合うだけの丈夫な構造が必要ですので、鉄筋コンクリート造などのマンションが自ずと対象になります。賃貸住宅を借りる層は、単身者もしくは2人世帯ですから、ワンルームか2LDK 程度の中古マンションを見つけるのが妥当な線になります。いかに資産価値が下がらないか、それだけを見極めれば不動産投資は失敗しにくい投資方法です。ただ、東京23区内であっても立地の良し悪しはありますし、投資額に見合う収入が得られるかのバランスもあります。投資物件の選別は専門家も市場分析に注力する点ですから、なるべく広く情報を得て、先を見通せる目を養いましょう。