不動産投資を行う際の注意点の一つにリスク管理の問題があります。主なリスクとして考えられるのは、空き室リスクや不良入居者リスク、さらに建物の管理リスクなどです。不動産投資を始めるにあたって、空き部屋リスクは最も恐れるリスクでしょう。入居者がいなければ収益をあげることができません。家賃収入で投資した資金を回収する予定であれば、計画そのものが狂ってしまいます。空き室リスクよりある意味さらに問題なのは不良入居者に当たってしまった場合です。家賃の未払いや部屋を著しく汚したり、周りの住人とトラブルを起こしたりなど、入居者との間にトラブルが発生するとその処理に追われることになります。一刻も早く退去してもらいたくても、なかなか退去してもらえないということもあり得ます。このようなリスクを避けるためにも、入居率の良い物件を選ぶことや入居者をきちんと選定するなどが大切になってきます。プロの管理会社に任せるというのも手です。