株式投資を例にとると、値下がりした時に買った株を値上がりした時点で売ると、その差益が収入になります。安いときに買っておき、高くなったら売るという非常にシンプルでわかりやすい投資方法です。株式投資にはその反対に上がったところを売りから入り、下がって来たら買い戻すという方法もあります。この場合も売った時と買い戻した時との値段の差が収益になり、独特の仕組みと言えます。こと不動産投資に関していえば、安くなった物件を買い、値上がりしてきたときに売るという方法に限られます。不動産の値段の変動は主に地価によって発生しますので、今はまだ開発が進んでおらず、空き地ばかりという時に、将来ここはどうなるかを考えて土地を買っておくのも、不動産投資の方法のひとつです。その後、住宅やショッピング施設が立ち並び、街ごと整備されて地価が高騰することもあり得ます。二束三文で買った土地が大化けする可能性がある投資法で、そんな土地購入は不動産投資では大きなリターンを得る可能性を秘めています。