不動産投資で最も大きな魅力は、毎月安定した収入を得ることができる点です。投資信託で毎月配当金が出る商品がありますが、ファンドの投資先に配当金が左右されますし、配当率も低いのが現実です。金融商品と異なり、不動産投資は入居者を確保できさえすれば、退去まで安定した収入を見込めます。投資信託などの金融商品と異なり、不動産投資は自分が主体的に運用できる点も、面白味があります。物件選びから始まり、銀行から融資を受けて物件購入、賃貸事業などの重要な経営判断は基本的にすべて自分で行うことが可能です。不動産投資の初心者の方は、不動産会社と相談しながら決定するプロセスがありますが、あくまで最終決定は自分の判断です。不動産投資からしっかりと収益を得るためには、不動産の知識を勉強することが必要となり、信頼できるアドバイザーを見つけることが鍵となります。融資を受けて物件を購入する場合、普段から金融機関との付き合いがある方は、融資審査は有利に働くことが多いです。
汎用性のある魅力的な不動産投資
以前の新聞記事ですが、アベノミクス政策は、昭和時代にとられていた経済政策であるとの批判記事が載っていました。円安にして大企業の味方をして、まず大企業の体質を強くして、次第に、下の層も豊かにするという発想です。円安でガソリン代が跳ね上がって、苦戦を強いられているのは一般国民です。このまま円安政策が続くとすれば、国民は、どういう風に対策をとったら良いのでしょうか。そこで、にわかに浮上するのが、不動産投資です。不動産投資には、マンション経営のように、毎月の家賃収入を得られるものありますが、それ以外に、場合によっては、不動産を手放して、売却益で利益を上げるという手段もとれます。不動産投資は、このように臨機応変に戦略を変えることのできる、便利な資金運用術です。人間はいつかは天国に召される運命ですから、ある時点で決断して物件を売却し、子供達に夢を託すという手段もあります。この汎用性が不動産投資の一番大きな魅力ではないでしょうか。