初めて不動産投資を始めるという方にとっては、自分の手の届く範囲内での投資をお勧めいたします。具体的に言えば、割と容易に購入できる中古物件、中でもマンションがベターだと思われます。さらにマンションの一室と限定すれば、経済的な負担も少なく済むでしょう。もちろんマンションの一室でしかありませんから、収益は大きなものとはなりません。しかし考えてもみてください。そのマンションの一室は資産として永遠に残るのです。その上で少なくとも収益が出ると考えれば、ご納得いただけるはずです。この最初の経験で不動産投資の内情という物がある程度見えてくるでしょう。その知識、経験を活かして次のステップに進む、決して焦らず、少しずつ手を広げていくというスタンスは重要だと思われます。そしてもう一つ、幸いにも手に余っている不動産をお持ちという方にとっては、より不動産投資を始めやすいというアドバンテージがあるでしょう。不動産の購入資金は必要ないので、維持、管理費のみを考えて運営できるでしょう。
不動産投資が魅力だと思える理由
投資には様々なものがあり、株式投資や外国為替証拠金取引で億万長者になったという人もいれば、まだあまり取引する人がいなかった時から目を付けて、瞬く間に億万長者になった仮想通貨トレーダーを億り人と呼ぶなど、投資成功者は数多く存在します。そんな中で不動産投資に注目が集まっているのは、今後、不動産価値が値上がりするだろうという見方が大半を占めるということもありますが、投資の多くが失敗した場合には虎の子の投資のお金が一瞬にして失われてしまいます。それに対し、不動産投資目的で新築分譲マンションを買った場合、資産としての住宅は残るところが最大の相違点です。もちろん、住宅ローンを完済できればという前提にはなりますが、返済ができたとしたら資産としてマンションが残りますので、入居者が見つからなければ売り払ってお金を手に入れることができます。売ることも困難という状況に陥ってしまったなら自分で住むという選択肢も持てるため、資産が残ることが不動産投資の一番の魅力と考える人も多数います。