不動産投資のメリットはたくさんあります。たとえば、安定した収入を確保することができることです。入居者がいる限りという条件つきとはなりますが、一定の家賃収入が毎月入ってきます。通常、マンションなどは2年契約など長期にわたります。この点も安定した収入の根拠となります。安定した収入が確保されることで、本業の収入がダウンした場合でもそれを補填することができたり、老後の年金収入が少ない場合でもそれを補うことが可能です。
次に、極端な言い方をすれば、何もしなくても家賃収入を得ることができるのも大きなメリットです。いわゆる不労所得です。仕事は本来汗水垂らしてすることでやっと収入を得ることができるものです。甘い仕事などありません。ところが、不動産投資は普段は特に何もしなくても収入が入ってくるわけです。もちろん、維持管理のための資金が必要になる場合もありますが、数年に1度程度の割合なので、ほとんど問題にはならないことでしょう。

分譲マンションを買ったら投資ができる理由


不動産投資は、今、分譲マンションの建設と売れ行きが好調なため、今こそ始め時だとよく言われます。投資対象の物件を手に入れ、住宅ローンを組んで返済していく必要があるのに、なぜ投資になるのかと疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。サラリーマンの場合、新築で住まいを購入した場合、10年間に限って毎年1%の住宅ローン残高を所得税から控除してくれる制度があります。これによって10年間は節税が可能になるわけです。不動産を買って投資をする基本は、住宅ローン返済分と家賃収入を差し引きした場合に、家賃収入が上回るようにしておくか、自腹で資金を足してでも住宅ローン返済分を増やして、早く借りたお金を返済してしまうかのどちらかの選択肢があります。家賃収入が返済金の大部分を占めるのですから、余裕資金を上乗せしてとにかく早く返済すれば、それだけ不動産から得られる家賃収入が丸々副収入として入ってくるのも早くなります。節税も兼ねてうまく返済方法を考えることがもっとも大事なのが、不動産投資という投資法といえそうです。