会社勤めの若いサラリーマンでも、上手に不動産投資をしている人は少なくありません。特に、積極的に売買をするというより、大家になって家賃収入を得ているケースが多く見られます。大家になるのはもともと土地や財産を持っている特別な境遇の人か、高いスキルを持った人というイメージを持つ人も多いでしょう。でも実際に大家になっているのは特別な人ではなく、難しい資格を取った人でもありません。もちろん最低限の知識は必要ですが、不動産を購入して貸し出せば誰でも大家になれます。まとまった資金が必要だろうと考えますが、実際の必要資金は100万円が目安ですので、一般のサラリーマンでも十分に貯められる金額です。投資用の不動産を購入する場合、ローン利用の自己資金として100万円が目安となります。これは1,000万円の不動産をローンで購入すると考えて、5%の頭金と諸経費50万~60万円程度を合わせた金額です。宅建やファイナンシャルプランナーなどの資格も必要ありませんし、あったからと言って投資が成功するわけでもありません。こうして考えてみれば、自分が大家になることもリアルに想像できるでしょう。

不動産投資はもしもの時に遺された家族の生活の支えになります。


不動産投資をする人が増えてきた理由は色々とあります。年金だけの生活では不安に感じる人が、働けなくなっても得ることができる不労所得の手段として不動産投資を選んでいる為です。現金で残す方法もありますが、昔のように銀行に現金を預けていても利息はあまり期待できません。しかし、株も経済状況によっては一瞬の内に価値の無いものになってしまう不安があります。現実に存在を確認できる物には安心感があります。確認できる物として不動産の存在は大きいものです。そして、不動産は収入源となってくれます。将来の年金生活だけでなく、もしもの時には大切な家族の生活を守ってくれます。不動産の所有者が亡くなられた場合でも、ローンの残債は保険で充当され返済が無くなります。不動産を相続すれば、残された家族の収入源となり生活を守ることができます。もし、まとまったお金が必要であれば、売却して現金を得ることができます。このように、不動産投資は大切な家族を守ることにもつながるのです。将来ともしものことを考えれば、不動産投資の検討は大切です。