分譲マンションの一部屋を購入して賃貸経営するよりも、アパートやマンションを一棟丸ごと購入して賃貸経営する方が、空室リスクの分散という面で大きなメリットがあります。一部屋を購入して運用すると、満室時の収益率は非常に高いのですが、空室になった時に家賃収入がゼロになってしまいます。一棟丸ごと購入して運用すると、全部屋が同時に空室になることは通常あり得ないため、安定して家賃収入を見込むことができ、計画的な経営が可能です。一棟丸ごとの不動産投資は空室リスクを大きく軽減できる半面、初期投資額が大きくなってしまうデメリットがあります。しかし、土地付きのアパートやマンションは、RC構造やSRC構造の物件を選ぶと金融機関からの融資も下りやすいですから、それほど自己資金を用意できない方でも可能です。木造建築の場合は、長期のローンを組むのは難しいケースもあるため、仲介する不動産会社に事前に資金計画について相談してみると良いでしょう。

サラリーマン家庭にも身近な存在に、不動産投資のススメ


世の中の仕組みが昭和の頃と比べて色々と変わり始めています。規制緩和によって新しいビジネスも続々と登場しました。また今までは一般サラリーマンの家庭とは無縁だったサイドビジネスや投資のことも、今日では比較的身近なものになりました。どこか危険なものだと位置づけられていた投資ですが、最近はローリスクで始められる小規模な投資が増えてきており、実際に全くの素人がプロのアドバイスとサポートを得ることで安定的な副収入を得つつあります。株式投資や仮想通貨、太陽光発電への投資などが花盛りです。
ただこれらの新しい投資話はハイリスク・ハイリターンであり、文字通り本業で投資をしている方には一理ありますが、副業として考えている方にはリスクが大きすぎます。安定的に安全に資産を増やせる投資法は、やはり不動産投資一択です。マンション経営やアパート経営は地に足がついた実直なビジネスであり、伝統的なビジネスでもあり、仮想通貨や太陽光発電といった将来性がやや不安視される方法よりも安定感があり、またノウハウを持つ専門家が多いのも利点です。