不動産投資は不労収入を得ることができる夢のような投資であるかのように宣伝されることが少なくありません。確かに、何もしなくても家賃収入が入って来るのですから、夢の不労収入という言い方が当てはまらないわけではありません。しかし、たとえばマンションのオーナーになった場合、建物の維持管理や空き部屋問題、賃借人とのトラブルの可能性など、何もすることがないわけではありません。それでもサラリーマンのようなハードな仕事があるわけではないのも事実ですし、管理は専門の管理会社に任せてしまうという方法もあります。したがって、優良物件を見つけ、初期投資さえ工面することができれば、その後は比較的安定した収入を得ることができる不動産投資には大きな魅力があります。ただ空き部屋リスクゼロとか、空き部屋になっても収入があるなどの甘い言葉には注意が必要です。実際、トラブルが発生しているケースもあるので、管理会社に任せる場合は信頼と実績のある会社を選ぶことが重要です。

マンション経営は建物一棟が無理でも一室だけでも可能


不動産投資でマンション経営と聞くと、何室もある建物一棟を経営しているというイメージがあります。マンション一棟を購入するとなると、その資金は莫大でとても一般のサラリーマンや公務員では無理だと思う人も多いでしょう。しかし、マンション経営というのは建物一棟でなく一室でもマンション経営というのです。マンション一室であれば、会社員や公務員などでも購入は可能です。ローンを組む時でも、少額の頭金で可能な場合もあり家賃収入をローン返済に充てれば、ほとんどを家賃収入で返済することも可能です。また、条件はありますが節税などのメリットを受けることができます。確実に家賃収入を得られるためには、それなりの物件であることが大切です。駅などに近い物件であれば、一人暮らしからファミリー層まで通勤や通学に適しています。大学が近くにあれば多くの学生が借りることが予想されます。このように優良物件であれば、安心して不動産投資を行うことができます。マンション一室から不動産投資を始めて見るのも良いでしょう。